リサイクル=分別収集されたゴミは、どんなものに変身している?=
今回、分別収集されたゴミは、どんなものに変身『リサイクル』しているのかを簡単にまとめてみました。
「リサイクル」とは?
リサイクル(Recycle)とは、廃棄物を、原料や燃料として再び利用することです。
新たな資源に変えられるもの、ちょっとの手直しで使えるものはリサイクルしましょう。
リサイクルできる品目は、紙・ガラスびん・アルミ缶、スチール缶、ペットボトル、家電などいろいろあり、自治体などでも回収してくれます。
リサイクル品目①:ペットボトル
ペットボトルをリサイクルすると…
・自動車関連、カーペット、スーツなどの繊維製品
・卵パック、クリアファイル、名刺などのシート製品
・ボールペン、結束バンド、下水道などのふた、洗剤用ボトルなどの成形品
になります。
ペットボトルのリサイクル商品は、現在約300品目ほど。
ボトルtoボトル(BtoB)といって、ペットボトルをリサイクルし、また食品用ペットボトルとして使用する手法もあるそうです。
リサイクル品目②:アルミ缶
アルミ缶をリサイクルすると…
・アルミ缶
・ホイールなどの自動車部品
・フライパンや鍋、アルミホイルなどのアルミ製品
になります。
アルミ缶リサイクルの最大の特徴は、「アルミ缶からアルミ缶へ何度も再生できる」ということ。お店にならぶアルミ缶の多くは、再生されたアルミ缶だそうですよ。
スチール缶もまた、回収されてスチール缶や自動車用鋼板、冷蔵庫や洗濯機などに生まれ変わります。1年間にリサイクルされるスチール缶はなんと、東京タワー200本分ほどだそうです!
リサイクル品目③:牛乳パック
牛乳パックをリサイクルすると…
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパーなど
になります。
1000mlの牛乳パック6枚で、トイレットペーパー1個分に!
リサイクル品目④:古紙
古紙をリサイクルすると…
・ダンボール…ダンボール、紙筒など
・雑誌…ダンボール、絵本など
・新聞紙…新聞紙、情報誌、印刷用紙など
「グリーンマーク」のついた製品は、古紙を利用した製品です。紙製品を買う時に、グリーンマークのものを選ぶのもいいですね。
リサイクルに大事なこと
缶にはアルミ缶とスチール缶があり、紙にもダンボール・新聞紙・牛乳パックなどの種類があります。
その種類を無視して全部一緒にしてしまうと、リサイクルに大きな障害がでることがあります。
紙の場合、粘着物のついた封筒や、防水加工された紙、感熱紙などを古紙と一緒に混ぜると、紙を作る上で重大な障害が起こるそうです。
また、ペットボトルや缶、牛乳パックはきれいに洗うことも大事です。
お住まいの自治体などの回収のルールをしっかり守って、ゴミを分別してからこそ、いろいろなものに生まれ変われるのです。
まとめ
ゴミを分別して捨てるだけでなく、古紙をメモ帳として使ったり、空の瓶を保存容器として使ったり、ペットボトルでお子様と工作したり……、おうちの中でできる小さなことも、立派なリサイクル&リユース!
まずはできることから始めてみませんか?
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