寒い時に使い捨てカイロを背中に張っていたのですが、この使い捨てカイロがごみではなく、他に使い道があるんです。

普通、使い終わったらごみ箱行きですよね！

ちなみに、こわすごみなんですよ。

中身の酸化鉄を再利用して水をきれいにするプロジェクトの事業化に取り組んでいる人たちがいるようです。

カイロの中に入っている粉は「鉄と炭の粉」。

この粉を捨てずに回収し、酸を加えて鉄と炭の団子「Go Green Cube」というチップに加工したものを、池谷川などヘドロが発生している水に投入する。そうするとGo Green Cubeから「二価鉄イオン」が溶け出して、ヘドロに含まれる硫化水素や揮発性硫黄化合物、そして水中のリン酸に働きかけて「無害化」されるというわけです。

2025年に開催される関西万博までに夢洲周辺の海をきれいにするプロジェクトの為に設立された会社(Go Green Group)があることを知ってください。使用済みカイロをものすごくたくさん集めています。一般の人からの提供も受け付けているようです。