プラスチックごみ問題 マイクロプラスチック
このままいくと将来、海が魚ではなくプラスチックの海になってしまうということを前回はお伝えしました。
一番の問題は「海洋プラスチック」⇒「海のプラスチックごみ」です。
この「海洋プラスチック」の中でも特に問題なのが「マイクロプラスチック」です。
世界的な問題として特に重要視されているのが、包装容器などのプラ製品がごみとして川や海に流れこみ、紫外線などで壊れて細かくなるマイクロプラスチック。
これは大きさが5ミリ以下の物で環境中の有害な化学物質を吸着する性質があるため、エサと間違え誤って飲み込んだ鳥や魚、ウミガメなどへの影響も懸念されます。このマイクロプラスチックを飲み込んだ魚などを人が食べることによって、最終的には人が有害な物質を摂取してしまうという悪循環を生みます。
本当に恐ろしい事です。
オーストラリアでの研究結果で、日本人を含む世界8か国の人の便を調べたらプラスチックが検出されたそうで、ここ最近では「1週間に1人平均5gのプラスチックを体に取り入れている」と報告が出されています。発がん性物質などの有害物が体内に蓄積していくことも考えられるのです。
前の記事へ
« 生前に葬儀社を選んでおくといい理由次の記事へ
葬儀の担当者に何を求めますか? »