直葬とは
直葬とは?
直葬とは通夜・葬儀といった一連の葬送儀礼を行わずに火葬のみで済ませてしまう葬儀です。
以前は生活困窮者や身元不明者、金銭的な問題のために直葬を選ばれていましたが、近年では新しい葬送方法として選ぶ人が増えています。
一般的に直葬の流れは、臨終→安置→納棺→出棺→火葬→収骨→遺骨安置となります。
遺体安置場に僧侶を招いて枕経をお願いできることもあります。
直葬のメリットは一般的な葬儀に比べて費用を大幅に抑えることができます。一般的な葬儀の10分の1程度で行うことができます。一般的な葬儀を行う際の参列者への対応もありません。香典返しや葬儀の手伝いのお礼なども必要ありません。火葬までの時間を遺族はゆっくりと故人と過ごすことができます。
直葬のデメリットは読経や焼香を禁止している火葬場も多くあります。直葬は家族や親せきなどの身内で行われることが多く、参列できなかった方から不満を言われたり、葬儀後に弔問の機会を設けなければならないこともあります。菩提寺へ納骨出来ないトラブルが起きることもあります。
直葬でトラブルにならないためにもしっかりと菩提寺への相談や周囲の方へ確認しましょう。
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