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調味料の正しい保存方法

調味料、普段どこに保存していますか?
実は調味料にはおのおのに適切な保存方法が存在します。保管を怠ってしまうと、色や香り、風味が落ちてしまったり、カビが繁殖してしまったりする要因になってしまいます……。
見た目や匂いでは判断しにくい劣化を遅らせて、鮮度をきちんと保つためにも、正しい保存方法を確認しておきましょう。
 
 

「醤油」冷蔵保存!

醤油を流しの下や、キッチンの棚に置いている人はいませんか?醤油は冷蔵保存がいいです!

醤油は空気に触れることで酸化が進み、色や香り、風味が落ちてしまいます。しかしながら、冷蔵する事でその酸化やカビの繁殖を抑えることができます(常温で保存すると逆に促進される結果に……)。

醤油は賞味期限を過ぎても腐敗のおそれがないので一般的に長く使用することはできますが、色が濃くなり、風味が落ちていきます。
封を切った後賞味期限はひと月ほどしかないので、基本は量の少ないものを選ぶのがベストです。

 

「味噌」冷蔵保存!

味噌は色が変化していきますが、これは経過時間と温度の影響によるものです。この色の変化は味にも変化をきたすため、味噌の保存方法には注意を払わなければいけません。また、味噌も醤油同様に空気に触れることで酸化が進み、色や香り、風味が落ちてしまったり、味噌の表面が乾燥してしまいます。そのため、開封後の味噌にはラップで覆ったりするなどの空気に触れない保存の工夫をしましょう。

気になる味噌の保存方法ですが、それは冷蔵庫もしくは冷凍庫で保管することです。冷蔵保存は当たり前のように感じるかもしれませんが、冷凍してもいいとは驚きですよね。実は、味噌は一般家庭の冷凍保存環境下でも凍らず、使いたい時に出してそのまま使えるほどやわらかいままなんです。(基本的には冷蔵保存をおすすめします!)つまり、味噌は冷蔵庫または冷凍庫に保管して空気に触れないようにすれば、賞味期限までは適切に使うことができます。

 

 

「ソース」冷蔵保存!

開封した後のソースは、冷蔵庫での保存が最適。特に夏は必ず冷蔵庫に入れてください。常温保存をすると温度差の変化に晒されてしまい、色や香り、風味さらにはとろみまでもが落ちてしまいます。

開封後は賞味期限に関係なく早めに使い切ることが理想ですが、一般的にはウスターソース・お好みソースが約90日、中濃ソース・とんかつソースが約30日間がおいしくいただける期間となっています。

 

 

「めんつゆ」冷蔵保存!

開栓前のめんつゆは加熱殺菌が施されているので無菌であり、常温保存が可能です。しかしながら、大抵のめんつゆは保存料が使用されていないため、開栓後は生ものと同じ扱いをしてください。 開栓後のめんつゆは冷蔵保存がベストです。醤油よりも酸化しやすく、カビも生じやすいので扱いには注意を払いましょう。基本的に、濃縮つゆは開栓後1〜2週間以内、ストレートつゆは開栓後3日以内を基準に使い切るのが理想です。
 
 

「バター」と「マーガリン」冷蔵保存!

バターやマーガリンは、油脂分が含まれているので温度が高いと酸化したり、分離したりしてしまいます。カビや劣化の原因になるので保管には注意が必要です。バターやマーガリンの最適な保存方法は、10℃以下の冷蔵保存です。 ちなみに、バターやマーガリンの中には冷凍保存可能な商品もあるので、冷凍保存を行って、使う際に必要な分だけ冷蔵庫で自然解凍すると日持ちがよくなります。基本的な開封後の賞味期限は約2週間〜1ヶ月程度ですので、気をつけましょう。
 
 

「メープルシロップ」も冷蔵保存!

封を開ける前ですと、処理がされているので、室温での保存が可能です。メープルシロップもめんつゆと同様に大半が保存料を使用していないため、開封後は冷蔵庫への保存がベストです。開栓後、1ヶ月以内に使い切るのがむずかしい場合は、冷凍庫で保存することも可能なので、冷凍保存が勧められます。

 

 

「ケチャップ」冷蔵保存!

ケチャップも空気に触れることで酸化が進み、色や香り、風味が落ちてしまいます。糖類や酢、食塩などが含まれているので、劣化はほかの調味料と比べると遅いですが、開封後は、冷蔵庫保管で1ヵ月以内での使用がオススメです。

 

 

「マヨネーズ」冷蔵庫の野菜室で保存!

未開栓のマヨネーズは常温の冷暗所で保管してください。開栓後は、冷蔵庫に保管し、1ヶ月で使い切るのが正しいです。マヨネーズは0℃以下の環境下だと、油が分離しまいます。冷やし過ぎても、高温過ぎても分離・変質してしまうデリケートな調味料なんですね。

開封後の冷蔵庫内の保存場所は、冷蔵庫の野菜室が一番いいです。野菜室は平均温度が5℃前後と、ドアポケットなどのほかの冷蔵庫内の場所と比べて温度が下がりすぎないため、安定した温度環境を実現できるのです!

 
 

「みりん」常温保存と冷蔵保存の判断が必要!

みりんには、2つの種類があります。それは、本みりんとみりん風調味料です。本みりんはアルコール度が14%前後ある調味料で、みりん風調味料は、酒類免許がないお店でも購入可能なアルコール度1%未満のものです。 本みりんの正しい保存方法は、冷暗所での常温保存です。低い温度で保存すると、糖分が結晶化してしまいます。一方で、みりん風調味料はアルコール量が少なく、高い保存性がないため、開栓後は冷蔵保存は必須です。賞味期限は一般的に本みりん・みりん風調味料ともに約90日間となっています。
 
 

「お酢」常温保存!

米酢や穀物酢など混ぜ物をしていない純粋なお酢だけの場合は、お酢のもつ防腐作用が強力に機能するので、冷蔵庫に入れる必要はなく冷暗所においておくだけでかまいません。保管場所は、台所の流し台の下などでいいでしょう。お酢は常温保存が正しいです。しかし、ポン酢や果実酒などのお酢の成分が100%でないものは常温保存では酸化や発酵が進んでしまうので、冷蔵保存必須です。お気をつけて。

お酢の賞味期限は開栓後、およそ1年間あります。純粋酢に限定されますが、お酢の作用の中に殺菌効果や漂白効果があるため、賞味期限が過ぎてしまったものは食器や洗面台などの水垢取りとして使用可能の便利なお掃除道具のひとつになります。

 

「塩」と「砂糖」常温保存!

塩と砂糖には賞味期限はありません。けれども、その保存方法は少し厄介です。外気に触れないようにしていても、固まるためです。

基本的に砂糖と塩の保存は、密閉容器に入れ、温度の変化が少ない常温の冷暗所で大丈夫です。塩なら冷蔵庫で保存も可能ですが、外に出した時の急激な温度変化で容器の内側に水分がつき、湿気ったり固まったりするおそれがあるので気をつけましょう。

 

「ごま油」常温保存!

ごま油を含めた食用油は腐敗することはありませんが、空気や熱などに晒されることで酸化や劣化が進みます。結論として、ごま油の保存は常温の冷暗所がふさわしいです。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、温度の高いところは避けてください。
 
 
 
 
調味料の正しい保存方法をお届けしましたが、いかがでしたか?
もちろん、これらの保存法は各商品ごとに記載されていますので、よくチェックして正しい保存法で調味料を保管しましょう。おいしい料理には新鮮な調味料が不可欠です!調味料を正しく使って料理を楽しみましょう♪
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