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固まった塩や砂糖をサラサラにする裏ワザを紹介

塩や砂糖が固まる原因と対策

まずは塩や砂糖がなぜ固まってしまうのか、防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。
 

塩が固まる原因と対策

塩が固まる原因は「湿度」です。湿度のある場所に置いておくと、ごくわずかではあるが塩の表面に水分が付着し、それにより塩が溶ける。湿度が下がると塩の表面は乾き、その際に結晶ができる。これを繰り返すうちに結晶同士がくっつき、やがて固まってしまうのです。湿度の高い日本ではとくに固まりやすいため注意が必要です。
対策として湿度が高い場所に置かないことはもちろん、しっかり密閉できる容器に入れ使用後もしっかり密閉することです。
 

砂糖が固まる原因と対策

一方、砂糖が固まる原因は「乾燥」です。砂糖の結晶はもとからくっつきやすい性質があるため、製造時に転化糖または糖蜜といった、糖分が含まれた液体を吹き付けてコーティングすることで固まらないようにしている。ところが乾燥すると転化糖(糖蜜)の糖分が結晶となり、結晶同士がくっつくことで固まってしまう。これを防ぐには乾燥から守ることがもっとも重要です。袋のままではなく、密閉できる容器に移して冷暗所で保存することです。未開封の砂糖も同様です。
 
 

固まった塩をサラサラに戻す方法

それでは固まった塩をすぐにサラサラに戻す裏ワザを紹介します。
 

①電子レンジで加熱する

固まった塩を耐熱皿に並べ、ふたやラップなどをかけずに500Wで30秒〜1分(600Wで25〜50秒)加熱する。それでもサラサラにならないときは、最長3分程度を目安に少しずつ時間を延ばして様子をみよう。なお、加熱直後の塩に触ると火傷のおそれがあるので、フォークなどで崩すか、粗熱が取れてから手でほぐすようにしましょう。
 

②フライパンで炒る

同じく固まった塩をフライパンに入れ、弱火でゆっくり加熱しながら軽く炒る。焦げ付かないように菜箸やヘラなどを使って常にかき混ぜながら行うのがポイントです。やはり加熱直後は熱くなっているので、火傷にはくれぐれも気をつけてください。
 
 

固まった砂糖をサラサラに戻す方法

続いて固まった砂糖をサラサラにする裏ワザを紹介します。
 

①霧吹きで水を吹き付ける

ご家庭に霧吹きがあればぜひ活用しましょう。やり方はシンプルに固まった砂糖に霧吹きで水をひと吹きかけるだけ。水の量が多すぎるとベタベタになるため気をつけましょう。1時間ほどすれば元の状態です。
 

②キッチンペーパーを容器に挟む

ふた付きの容器に砂糖を入れているのであれば、こちらの方法がおすすめです。キッチンペーパーを湿らせ、ふたと容器の間に挟んだらふたを閉め、保存袋などに入れて密閉しておこう。1時間ほど待てばサラサラに戻ります。
 
 

 

固まった塩や砂糖は意外と簡単にサラサラの状態に戻すことができますので、ぜひ試してみてくださいね★
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